花壇用栽培の最適化

6/6 ページ 戸外で楽しむためのシクラメン栽培の最適化 -カリフォルニアでの栽培- 先に挙げた様々な栽培要因が正しく適用されていれば、成長調整剤は必要ありません。 しかしながら、かん水および施肥の管理不良の代わりとして "B-NINE" (ダミノジッド)を用いる生産者もいます。 他の成長調整剤同様、使用に当たっては最も効果のある時期に行わなければなりません。一般的には鉢上げから 1 ヵ月後、ス ペーシング前までに行います。 高温下では 3,000 ~ 4,000 ppm の量をスプレー散布しますが、株の中心に薬品が入り込まないように注意して下さい。開花が 2 ~ 3 週間遅れることがあるので複数回の使用は避けて下さい。シクラメン栽培で初めて使用される成長調整剤では、少数のサンプル 株で試験栽培をされることを強くおすすめします。通常の栽培と同時進行で行って下さい。かん水量を極めて抑えた栽培では、こ の調整剤は、効果を悪い方向に導くこともあります。 栽培スケジュール: 化学成長調整剤 播種から 鉢上げから (10.5cm) スペーシングから (25 株/m 2 ) 最初の花芽 栽培期間 (週) プラグ (23-28mm) プラグ (30-35mm) プラグ (23-28mm) プラグ (30-35mm) ティアニス ® スタンダード 27-28 14 12 10 9 2 ティアニス ® ファンタジア 29-30 16 14 12 11 3 ラティニア ® スタンダード 28-29 15 13 11 10 2 ラティニア ® ファンタジア 31-32 17 15 13 12 3

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