モレルの歩み - モレル1 0 0 年の歩み

モレルディフュージョンについて

精力的な研究、遺産として譲り受けた遺伝系統と育種のノウハウにより、F1ハイブリッドのスタンダードな色と変わり咲き品種の開発を同時に成し遂げました。

毎年、約300品種（カタログ掲載、未掲載のものも含めて）が販売され、ビクトリア、ファンタジア®、そして最近ではインディアカ®とメタリス®などの品種で世界70ヶ国にモレルの名を広めています。

THE CYCLAMEN’S STORY - シクラメン物語男たちに受け継がれてきたサイクルそれは1919年のことでした。。。

1919年、ピエール・モレルがシャティヨン・シュル・シャロンヌに園芸施設を設立し、プリムローズや野菜の他にシクラメンを栽培しはじめました。当時、シクラメンは播種から開花まで18ヶ月も要していました。今日では、品種改良と栽培方法の向上により、その期間は6～8ヶ月に短縮されています。1930年代には、「P. Morel」社はリヨンの園芸博覧会において受賞しました。

そして、ピエールの息子シャルルは、花色の改良に情熱を注ぎました。この細部へのこだわり、色の鮮やかさを重視する姿勢は今日でもモレル育成品種の際立った特長であります。1960年代、シャルル・モレルは、ゴルフ＝ジュアンに自らの会社を設立したころにはすでに国際的に知名度の高い育種家となっていました。赤系ではその後の指針となる「大輪」の二倍体、また「巨大輪」と「超巨大輪」の四倍体を商品化しました。これらの品種は南仏で育種されており、暑さに強いというモレル品種の特長的な遺伝子を今日まで脈々と受け継いでいます。

1975年に、シャルル・モレルは自身の会社と保有しているすべての遺伝系統を息子たち6人の内4人に譲り、ジャン＝シャルル、ギー、ポール＝アンリ、オリヴィエが財務、育種、生産、営業と各々の得意分野でチャレンジすることになりました。4人が共通の目標の元、協力し合い、忍耐力の強いチームを築きあげたことにより会社として大きく成長し、お陰様で国際的に知られる会社となりました。